石川県医療労働組合連合会からのお知らせ
診療報酬・介護報酬をプラス改定に予算策定にむけて県交渉行いました。
12月22日、予算策定にあたっての要請書を馳浩知事あてに提出し、担当者と交渉しました。医療対策課、表課長等が対応されました。要請は、①看護師不足解消②各医療機関の勤務環境の改善③看護教育の改善⑤介護労働者の確保⑥地域医療構想、国立病院医療の充実・強化等項目についてやりとりを行いました。南委員長以下4名の参加で10時から1時間30分の交渉でした。県医労連として、➀看護師の夜勤専従や育児短時間勤務の看護師が夜勤に入っている実態の調査②県として、准看護師養成課程を中止すること。④介護の紹介手数料が高額なことの改善⑤介護の処遇改善加算の周知徹底と取得状況の調査と対応④地域医療構想の見なおし、重度心身障がい者・神経難病などの政策医療に対応する国立病院を地域医療構想の適応から外すこと等を求めました。県からは、①看護師の現状は、不足と地域偏在がある。a人材確保b定着の促進c再就業の促進d資質の向上の4本柱で進めていると回答がありました。
医療勤務環境改善センタ―の取り組み
各病院管理者を集めて、7月「管理者研修 労働時間と面接について」1月「タスクシフト、看護助手の活用について」研修を行っている。
ナ-スバンク 退職する際に登録した509人でそのうち48名が就職した。
特定行為研修者 特定行為の資格取得者は、令和4年10月段階で82名。特定行為の研修施設の定員は6施設47名となっている。
准看護師の養成について 定員 120名のところ、受講者は、14名となっている。
介護処遇改善 各加算の取得状況は、介護処遇改善94.2% 特定81.6%ベースアップ90.7%
障害福祉処遇改善90%特定可算70.8ベースアップ82.5となっている。
地域医療構想高度急性期・急性期3256床が回復期1757床療養1057床などに転換された。
全医労の各医療機関について
金沢医療センター、七尾病院、医王病院、石川病院、それぞれに 重度心身障がい者や神経難病、結核などに対応する重要な病院である。七尾病院が結核から重度心身障害者に転換したいという申出があり、歓迎されている。石川病院が慢性期の受け入れをはじめている。