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石川県医療労働組合連合会からのお知らせ

石川労働局と第1回企画委員会を受けての懇談をおこないました。
2011-10-14
 看護師等の「雇用の質」の向上に関する第1回企画委員会(10/12開催)を受けての労働局との懇談をおこないました。県医労連から馬渡書記長、新喜・山中書記次長が、労働局側から、森中監督課長、野田監督官が出席しました。
 まず、局側から12日に行われた第1回企画委員会の概要の説明がありました。それによると、委員としては県医師会、病院協会、看護協会、石川県医療対策課、と労働局4名で計8名でおこなったと説明がありました。医師会の委員からは「なぜ、看護職員だけなのか、広く医師を含めた医療職、さらに離職率が高い介護職で「雇用の質」を論ずべき」看護協会委員は「育児休業取得看護師の代替え要員は診療報酬上保証されていない」などとの意見など、各委員からの現状認識、問題意識が出されあったとのことでした。
 県医労連からは、労働時間把握問題では、1)始業前情報収集がどの病院でも常態化しており、サービス残業化している。2)2交替夜勤の仮眠時間での実働の超勤認められない。3)休憩が完全保証されていない。ことを指摘しました。
 労働局側からは、好事例と思われる病院はどこか?短時間正職員はうまくいっているのか?看護師不足とは規定の人数足りていないのか、規定人数がいても足りないのか?などの質問のだされ、意見交換をおこないました。
 県医労連からは、能登の民間某病院でも看護師配置最高の7:1を取っているが、夜勤は10〜11回の看護師が多数でている。また、公休消化もままならず、年間公休数を各月平均に振り分けをおこなっているのが実態だ。絶対的仕事量に対し、配置数と診療報酬上の保証があっていない。だからといって、病院経営者が労働基準法を守らなくていいということにはならない。医療業が最も違反率の高い業種であることを企画委員会で徹底してほしいなど要請しました。
 医労連の夜勤調査なども次回提出することも表明し、第2回委員会後の懇談を確認しました。

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