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県医労連は6月2日に、七尾商工会議所で「ノ－リフトセミナ－」を開催しました。今回は、「抱え上げない介護・持ち上げない看護」を能登地域で広めたいとあえて、七尾市での開催としました。講師は、昨年に続いて、日本ノーリフト協会代表理事の保田淳子さんを講師に、講演と体験型学習会としておこないました。シ－フォネンス株式会社さん、株式会社メディペッグさんのご協力で、リフトやベッドのデモ機を提供していただきました。
保田さんは、「オーストラリアで看護の仕事に就いた際に、自らの腰痛を同僚から強く批判されたことを紹介。医療従事者の腰痛は、国民の医療費を消費し、充分なケアを提供できなくなり、あってはならない―と言われ、衝撃を受けた」と話されました。「感染症対策は、発生をゼロに近づけることが当然。腰痛対策も同じこと」と、腰痛イコール職業病という医療・介護現場の常識を変えていく「変えられないを変えていく必要性」を強調されました。
保田さんの講演のあと、参加者が2チームに分かれました。スライディングシートを使っての姿勢変更の実技と、リフトのデモ運転をそれぞれ体験しました。参加者が実際にやってみる中で理解も深まりました。

 

職場定着支援助成金等　助成金制度があります。リフトの購入などの助成制度あります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/teityaku_kobetsu.html

日本ノ－リフト協会　http://nolift.jp/

※ノーリフト/ノーリフトケアは日本ノーリフト協会の商標登録用語です。写真の無断転用お断りします。