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石川県医療労働組合連合会からのお知らせ

後期高齢者2割負担を許さない。
2021-03-18

3月17日、石川県憲法会議などが主催する怒りの昼デモが行われました。石川県社会保障推進協議会・藤巻事務局長( 石川民医連事務局次長)があいさつしました

医療法一部改正案が18日にも審議入り 4月にも強硬に採決を目論んでいます。この法案に貫かれている軸は、まぎれもなく「自己責任、自助・共助」の徹底です。特に75歳以上の医療費窓口負担を2倍にする法案には批判が高まっています。石川民医連がおこなったアンケートに1000通を超える回答が寄せられました。「医療費が2倍になったら、受診をがまんする」「今でも生活が苦しいので、とても暮らしていけない」などなど悲鳴のようなコメント。回答を集計して感じた特徴は、「今まで受けられていた医療が受けられなくなることへの不安」不安の全世代的な拡大です。コロナ禍でただでさえ不安な生活をおくる国民に、さらに不安を押し付ける法案が通されようとしています。法改正の趣旨は「高齢者ばっかり優遇されて、現役世代が割りを食っている」「将来世代のために高齢者にはもっとガマンしていただく」というものですが、これはあきらかにフェイクニュースです。現役世代の負担は決して軽減されません。試算では月に30円程度です。子どもの小遣いにもなりません。しかも単身年収200万以上、夫婦320万以上の金額は今後は政令で決めると小さく書いてあります。これからは法律を変えなくても、政府の意向でいくらでも操作できるというものです。さらに今回の法案には、コロナ患者を最前線で受けている公立・公的病院のベッド削減をさらに進めることも入っています。それを消費税収で賄うというとんでもないことです。コロナ禍で軍事費では人の命を救えないという現実を多くの人が実感しているのではないでしょうか。署名などを集めて、ともに頑張りましょう。

石川県医療労働組合連合会
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